2020年8月23日日曜日

「半沢直樹」のモデルが実在か 原作者・池井戸氏の同期に「半沢さん」

 

「半沢直樹」のモデルが実在か 原作者・池井戸氏の同期に「半沢さん」




20%超えの高視聴率を連発し続けているドラマ「半沢直樹」(日曜夜9時、TBS系)。堺雅人が演じる半沢直樹のモデルには諸説あるが、原作者の池井戸潤氏がかつて在籍した銀行には「半沢という名字はこの人から取った」と言われている人物がいる。



 池井戸氏は1988年に三菱銀行に入行し、95年に退職。三菱銀行は96年に東京銀行、2006年にUFJ銀行と合併し、現在は三菱UFJ銀行になっている。銀行業界の一部では、小説&ドラマの主人公についてこんな話がささやかれている。


「半沢直樹の名前は、池井戸さんが三菱銀行時代の同期の中で最も優秀だと思った人から、名字だけ取ったという話です。いま物凄く偉くなっている半沢淳一さんです」

 半沢淳一氏は三菱UFJフィナンシャルグループの経営会議メンバーで、執行役常務 グループCCO。公開されているデータによれば、池井戸氏と同じ88年に三菱銀行に入行している。池井戸氏の見立て通りの優秀な人物だ。

 しかし、あくまでモデルとなったのは名字だけで、人物像については半沢直樹とは違うようだ。

 同銀行にいた元行員によれば「雲の上の人だったので会ったことはありませんが、温厚で部下からも慕われていると評判です。少なくとも『倍返しだ!』と猛々しく絶叫したり、『あなたからは腐った肉の匂いがする』なんて絶対に言わないタイプ。むしろ理知的で本質をしっかり押さえている方というイメージです」という。

 強烈なキャラクターについては、別のモデルがいるのだろう。ドラマが再び始まって、半沢氏は複雑な心境かもしれない。

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